コショウ
- 和 名
- 胡椒(こしょう)
- 科 名
- コショウ科のつる性の多年生草本
- 使⽤部位
- 果実
- 主産地
- インドネシア、ベトナム、マレーシア等
- 製品例
- 原形、粗挽き、パウダー
特 徴
主に熱帯地方で栽培されている最もポピュラーな香辛料のひとつです。緑色の未熟な実を摘み取り天日干ししたものが黒コショウ、赤色の熟した実を水に浸して醗酵させた後、外皮を剥き天日干ししたものが白コショウになります。グリーンペパーは未熟な実を塩漬けや機械乾燥させたもので、ピンクペパーは主に西洋ナナカマドの実が使われています。辛味の主成分はピペリンによるもので、含有量によって辛味の強さが決まります。
【風味】黒コショウ:芳香成分は主に外皮に含まれ、爽やかな香りと刺激的な辛味
白コショウ:マイルドな香りと辛味で、若干の醗酵臭がある
【役割】香り付け、辛味付け、臭み消し
【料理】肉料理、魚料理、ソーセージ、タレ・ソース、スープ料理等